このニュースレターは、
日本発のパブリックブロックチェーン「Astar Network」をより多くの人に知ってもらうことを目的に発行しています。
Astar Networkで起こった出来事を「週末に手軽に振り返られる」をコンセプトに毎週土曜日に配信する予定です。
記念すべき第1回目のニュースレターとなりますので、簡単に自己紹介をさせていただければと思います。
私は、baoというハンドルネームで自称Crypto Researcherとして活動しています。
Cryptoやブロックチェーンの技術に魅了され、2022年1月から本格的にこの業界に参入しました。
普段は金融機関で働いていて、その傍らAstar Networkを中心にリサーチを行っています。
参入した時期とAstar Networkのメインネットローンチの時期がたまたま重なったのがきっかけで、Astar Networkを調べるようになりました。
日本発のパブリックブロックチェーンということもあり、個人的に応援したいという気持ちで発信活動をしています。
自己紹介はこのへんにして、早速今週のニュースに移りましょう!
暗号通貨決済サービス「Slash」がAstar Networkに対応


Overview
決済サービス「Slash」がAstar Networkに対応しました。
「Slash」は暗号通貨で決済をする際、送金側は自分が持っている通貨で支払いができ、受取側は希望する通貨で受け取ることができるサービスです。
DEXと連携して自動的にスワップされる仕組みとなっています。
https://www.neweconomy.jp/posts/288977
Opinion
Cryptoのマスアダプション化が進んでいますね。わざわざ自分でスワップをしなくても、自動的に裏側で処理されるのが最高です。
技術はすごい勢いで進化しているので、それをいかに大衆に使ってもらうかが大切になってくると思います。
PolkadotがXCMバージョン3をリリース


Overview
PolkadotがXCM(Cross-Consensus Messaging)のバージョン3のリリースを発表。
これにより、パラチェーン間の相互運用性が強化され、Polkadotが目指す姿にまた一歩近づきました。
https://www.neweconomy.jp/posts/289494
Opinion
Astar Networkアンバサダーのyou425氏は、以下を重要ポイントとして挙げています。
・リモートアカウント機能改善
・外部チェーンとのブリッジを介したXCMサポート
・Universal Locationの実装(Polkadot<>Kusama内でのメッセージングの布石)
・NFTテレポートのサポート


これからバージョンアップした機能を使ったサービスが出てくると思うので、今後の動向に注目していきましょう。
ArthSwapに$BNC/$ASTRのLPプールがローンチ


Overview
Bifrost FinanceがHRMP経由でArthSwapにネイティブトークンの$BNCと$ASTRの流動性プールをローンチさせました。
12月上旬に Astar NetworkとBifrost Financeは、HRMP経由で繋がったことを発表しています。
Opinion
Bifrost Financeは、ステーキングしながらDeFi等で運用できるリキッドステーキングを中心に展開しているPolkadotのパラチェーンです。
現在、KSM・MOVR・ETH・BNCに対応しています。今回のニュースを皮切りに、ASTRも対応するかもしれませんね。
またBifrost Financeの特徴である「SALP」にも注目です。vsDOTを活用することで、パラチェーンクラウドローンに参加しながらも流動性を保つことができます。
DIAがnASTRの価格オラクルを提供


Overview
オラクルプラットフォームのDIAが、Astar Networkでリキッドステーキングを手掛けるAlgemと提携し、nASTRの価格オラクルを提供することが決まりました。
https://medium.com/dia-insights/partnership-with-algem-e025705dc6e0
Opinion
nASTRは取引量が少ないので、悪質な相場操縦等の攻撃を受けた際、価格が大きく変動するリスクを抱えていました。
今回、DIAのオラクルサービスが提供されることで、脆弱性を克服し、nASTRの価格が安定するそうです。
nASTRを使ってDeFi運用をしている方にとっては朗報ですね。
「Why WASM Smart Contracts are the Future」の翻訳記事


Overview
Astar Networkアンバサダーの高橋氏が「Why WASM Smart Contracts are the Future」の翻訳記事を執筆しました。
Opinion
技術周りの英文記事は翻訳ツールだと分かりにくいところが多々あるので、こういった翻訳記事は大変助かります。非エンジニアでもWASMのメリットを理解できる内容となっています。
今年はXVMの開発が躍進する年になると思います。今のうちにWASMについての知識を身につけましょう!
以上、今週のニュースでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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